◯ケースデザインの狙い(1)
より綺麗に美しい仕上げをもとめ追求したデザイン、弊社の加工方法を生かした作り込みを展開し出来上がったケースです。
ベゼルの一部を切り除き、ケースと一体化した時に今までに無いシャープなデザインを実現。
日本の伝統的な寄木細工からヒントを得、ケース組み立てに取り入れた日本ならではの時計です。
クロノグラフは、さらにこの方法を生かし各部品に細かく分け従来仕上げが難しかったケース足(かん)の根元部分まで確りシャープな仕上がり出来、それぞれのケース部品を合体させる事により全体の仕上がりをより向上させ、高級感を生み出すことが可能になりイメージアップになっております。
スイスの高級ブランドメーカーがこぞって採用する複数パーツによるケース造りを寄木細工の工法で一体構造では不可能だった仕上げ等を可能にした構造です、ただし数倍のコストと加工工程がかかりますがこの様な製造手法も弊社内に加工ラインを持つ当社なら自在に製品造りに生かせます。
ガラスは、キズが付きにくい特徴を持つサファイアクリスタルを採用しています。
サファイアクリスタルは全ての一流ブランドが使用し、当社の材料は日本で一社しかない材料メーカー(ヨーロッパの一流ブランドも製造)から調達し国内の研磨工場に研磨依頼をお願いしています。
針は、高級針を製造しているスイスの工場に依頼し採用しています。
パワーリザーブ時計(MA060102)などの針は、材料の鉄を使い一本ずつ火で焼き入れを行い青色に変化させた手間ひま掛けた仕様になっています。
クロノグラフ(MA060103)、3針(MA060105)、ムーンフェイス(MA060104)などの針はダイヤで上面を削り綺麗な輝きを演出しています。
リューズは、日本でも高級時計などに採用されているリューズ製造メーカーに依頼し、一角鯨のモチーフを浮きださせた(ひとつひとつ浮き出し加工)高級感を演出しています。
バンドは、ベーシックな中1列タイプのピン立て無垢を採用しております、オールステンレスで駒の動きもピン立で腕になじみやすく、フィットし着け心地の良いバンドに仕上がっております。
エンドピース(ワニ口)もステンレスの無垢材を採用し、高級感のイメージを損ねない様無垢を使っております。
いろいろなデザインのバンドが有りますが、ベーシックな中1列タイプや中3列のバンドがデザインや装着感など一番良いタイプと考えております。
当然、装着感を考慮し中留めもプッシュ式三つ折れタイプを採用、爪を傷めず操作出来腕からの取り外しが簡単にできます。