MONOCEROSの特徴とこだわり


晃成製作所有限会社 専務取締役 MONOCEROSブランドマネージャー  石川 佳男
■生産における特徴

生産の特徴としては、年間生産数は1モデル50本と少量生産での展開になっています。現在、時計を1人7本前後所有している時代にブランド力を付ける為には、少量生産での希少性、大量生産での型にはまった品質と異なり隅々まで目の届いた品質、製造技術をお客様に提供し満足いただける時計創りをしています。

ムーブメント(機械)は、スイスETA社製の自動巻き(手巻き機能付き)と、スイスETA社製をベースに特殊機能をほどこすムーブメント製造会社から購入し、当社にて再度、時間の調整(絞り込み)をします。 
ムーブメントの購入対しては、当社がこれまでスイスムーブメント製造会社との信頼関係を築き上げた結果スイスの一流時計メーカーに搭載されているムーブメントが購入できる事がモノセロス最大の魅力です。

尚、現在スイスETA社製のムーブメント(機械式)がETA社の戦略の為、ムーブメントの供給が一流メーカーのみになっている中、前文で述べた様にスイスムーブメント製造会社との信頼関係で、少量ですが供給してもらっています。


ケースデザインの狙い

より綺麗に美しい仕上げをもとめ追求したデザイン、弊社の加工方法を生かした作り込みを展開し出来上がったケースです。ベゼルの一部を切り除き、ケースと一体化した時に今までに無いシャープなデザインを実現日本の伝統的な寄木細工からヒントを得、ケース組み立てに取り入れた日本ならではの時計です。  
 
クロノグラフは、さらにこの方法を生かし各部品に細かく分け従来仕上げが難しかったケース足(かん)の根元部分まで確りシャープな仕上がり出来、それぞれのケース部品を合体させる事により全体の仕上がりをより向上させ、高級感を生み出すことが可能になりイメージアップになっております。
 
スイスの高級ブランドメーカーがこぞって採用する複数パーツによるケース造りを寄木細工の工法で一体構造では不可能だった仕上げ等を可能にした構造です、ただし数倍のコストと加工工程がかかりますがこの様な製造手法も弊社内に加工ラインを持つ当社なら自在に製品造りに生かせます。


■各パーツのこだわり


ガラスは、キズが付きにくい特徴を持つサファイアクリスタルを採用しています。
サファイアクリスタルは全ての一流ブランドが使用し、当社の材料は日本で一社しかない材料メーカー(ヨーロッパの一流ブランドも製造)から調達し国内の研磨工場に研磨依頼をお願いし
ています。



 文字板は、高級時計に見られるシンプルさ、時間の見やすさを強調しつつエッチングでのサークル、波模様や、薄いブルーでアクセント持たせています。又、文字板の仕上げではラップ仕様(表面を琺瑯調)にし高級感をさらにしています。
  
 
針は、高級針を製造しているスイスの工場に依頼し採用しています。パワーリザーブ時計(MA060102)などの針は、材料の鉄を使い一本ずつ火で焼き入れを行い青色に変化させた手間ひま掛けた仕様になっています。クロノグラフ(MA060103)、3針(MA060105)、ムーンフェイス(MA060104)などの針はダイヤで上面を削り綺麗な輝きを演出しています。

リューズは、日本でも高級時計(クレドール、グランドセイコーなど)に採用されているリューズ製造メーカーに依頼し、一角鯨のモチーフを浮きださせた(ひとつひとつ浮き出し加工)高級感を演出しています。

バンドは、ベーシックな中1列タイプのピン立て無垢を採用しております、オールステンレスで駒の動きもピン立で腕になじみやすく、フィットし着け心地の良いバンドに仕上がっております。
 
エンドピース(ワニ口)もステンレスの無垢材を採用し、高級感 のイメージを損ねない様無垢を使っております。いろいろなデザ インのバンドが有りますが、ベーシックな中1列タイプや中3列 のバンドがデザインや装着感など一番良いタイプと考えております。当然、装着感を考慮し中留めもプッシュ式三つ折れタイプを採用、爪を傷めず操作出来腕からの取り外しが簡単にできます。





■ブランドネーム”Monoceros(モノセロス”の由来


当社のオリジナルブランド”Monoceros”とは頭部に長い角を持つ一角鯨の学名です。普段は温厚な性格のこの一角鯨も繁殖のシーズんを迎えると己の存在顕示のためその長い角を海面から空中に突きだし己の勇士を周囲に見せつけます。
この穏やかで優雅な中にも勇猛な一面を併せ持つ存在感に当社オリジナルウオッチのイメージを重ね合わせました。











   



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